詩の覚え書き

悲しみの氷雪。風化を撒き散らしていく。 花瓶 「鑑賞物である花瓶や花」になったような気持ちが美の正体だと思う。花瓶は窮屈でたまらずまた花を見るならざわついて堪らない。そこに人は自身を投影させあるいは希望を押しつける。愚かな人間。しかしそんな…

他人に関心がない件とランジャタイについて

他人に本当に関心がない。 いや関心はあるのだが、社会人になってから実生活の中で他人の本音や心情にまで踏み込む関係になることがどれほどあるだろうか。 社会生活ではどうしても表面的な話になる。 興味があるふりをするのも疲れる。しかし他人の根幹にか…

過去の記憶「母を亡くした高校時代の知り合い」についての思い出。

高校時代、母親がお亡くなりになったという知り合いの女の子がいた。 前から少し悩んでいる様子があり、亡くなってから事情を知った。 少し前から、突然走り出してはしゃがみ込んで塞いだりしていた。 それは「もうすぐ母親が死んでしまう」という悲しみから…